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栄養士のつぶやき

秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。

今回は「食生活と認知症の関係について」です。

高齢になると、認知力低下により食べ物や姿勢、嚥下の仕方などに様々な問題がでてくることがあります。

症状として、だんだんと食べない、食べたことを忘れる、食べ物を認知できない、口を開けないといった問題が出てきて、自分ひとりで食べることが困難になります。

 

食べない時の対応

○体調を調べ、問題なければ様子を見る

熱を測り、口腔内や体調が悪くないかを確認し、食事拒否が続くなら1日様子を見ましょう。

 

○怒らない

食べ物だと思わないことで床に落としたり、食べ物で遊んだりしても怒らないでください。食事は美味しくて楽しいものではなくなってしまい拒否が強くなってしまいます。

 

○無理やり口に入れるのは危険

口の中にいつまでも食べ物があるときは飲み込みにくいかもしれません。とりあえず口の中の物は吐き出させて、少し刻んだりして食べやすいものに変えたり、少量だけ口に運んでみましょう。

 

 

食べないことへの改善策

○体調管理をしましょう

虫歯や入れ歯の不具合がないか時々見ましょう。また、お腹が張っていて便秘の可能性もあるので排便チェックをしましょう。

 

○美味しいことをわかってもらう

「これ美味しいよ」「一口だけでも味見しませんか」

などと声をかけて、少しずつ口に入れてあげましょう。また、味付けは甘めの方が食べやすいです。

 

 

○自分で食べられる工夫をする

お箸が使いづらくなっているようだったら、スプーンやフォークを用意しましょう。手づかみでも食べれるようにおにぎりなどの工夫をしましょう。

 

楽しく、おいしく食事を摂ることを大事にしていきましょう。


当院のパンフレットが新しくなりました。

この度、長沢病院のパンフレットが新しくなりました。以前のものより、より分かりやすく、一新されたと思います。

病院受付にも置きますので、是非ご覧になって下さい。

 

 


作品紹介「粘土細工」

10月は体を動かしたり、お出掛けをするのに心地よい季節ですね。
さて、今回の作品は食べ物の「粘土細工」を紹介します。

 

マッチ棒と比べると小さいのがよくわかりますね。

 

レタスに卵、ハム・・・おいしそうですね。

 

皆さん作るのに熱中してますね!(^^)!


栄養士のつぶやき

朝夕めっきり涼しくなってきましたが、皆様はいかがお過ごしですか。

 

 

さて、今回は「アレルギー」について話しますね。

アレルギーの原因は?

①食生活の欧米化

動物性脂肪や動物性たんぱく質を多く食べるようになり、アレルギー疾患に悪い影響を与えると言われている「アラキドン酸」を摂取する機会が多くなりました。

 

②食品添加物

ライフスタイルの変化によりインスタント食品や加工食品が増えたため、それらに含まれる食品添加物がアレルギー疾患に悪影響を及ぼしたと考えられます。

 

③遺伝

アレルギー疾患は全て遺伝で起こるわけではないが両親にアレルギー疾患があると子どもが発症する割合は多くなります。

 

④大気汚染

  1. ①排気ガス
  2. ②たばこの煙
  3. ③花粉や黄砂

 

⑤その他

衣類や洗剤に含まれる化学物質が静電気を帯び肌をチクチクして刺激を与えます。また、ストレスにより身体のホルモンバランスが崩れ、アレルギー反応が起こりやすくなります。

 

 

アレルギーを改善させる食品

乳酸菌・・・乳酸菌は抗アレルギー作用があるので、積極的に摂るのがおススメです。(ヨーグルト、味噌汁、キムチ等)

納豆、キノコ・・・納豆やキノコにはアレルギー免疫異常を改善する効果があります。

ネバネバ系食材・・・オクラ、メカブなどがあり、これらは頭痛を和らげる効果や胃の粘膜を保護する役割があります。

 

また、洋食よりも和食をメインに献立を考えたり、パン派からご飯派に切り替えることでアレルギー改善に役立ちます。


作品紹介「たまごのデコパージュ」

虫の声が響き渡り、しみじみ秋の風情が感じられるようになりました。

また、当院では遅咲きのひまわりが元気よく咲いております。

※よくみると花壇の枠外に咲いています。

 

さて、今回の作品「たまごのデコパージュ」は少し前に完成したのですが、患者さんのいい笑顔が撮れたので紹介したいと思います。

作っているときは夢中で、完成すると満足感が得られますね。

並べて飾るとアンティーク調で良い雰囲気になりますね。


長沢だより vol.5 栄養士のつぶやき

秋風が心地よい時節となりました。皆様はお元気でいらっしゃいますか。
こちらの方々はとても元気です↓
さて、今回のテーマは「野菜から食べる」です。

数年前から「野菜から食べる」という食べ方がテレビ番組などでも頻繁に取り上げられ、ダイエットや糖尿病の食事療法として取り上げられています。

 

★なぜ野菜から食べるといいの?

食事をすると血糖値が上がります。血糖値が上昇すると膵臓から「インスリン」というホルモンが出ます。インスリンは肝臓や全身の細胞にブドウ糖を届け、ブドウ糖はエネルギーとして使われます。しかし、エネルギーとして消費しきれなかったブドウ糖は脂肪に変わり、脂肪細胞として体内に蓄積されます。

野菜から食べることで「食物繊維」の影響により血糖値の上昇を緩やかにすることで膵臓から出る「インスリン」が肝臓や細胞にブドウ糖を届ける量が少なくなり、エネルギー源として消費されやすくなるため、脂肪が増えにくくなります。

 

最初:野菜料理~野菜・海藻・きのこ・こんにゃく~

野菜に含まれる食物繊維は炭水化物から分解されたブドウ糖の吸収をゆるやかにして、血糖値の急激な上昇を抑える作用があります。野菜料理は5分以上かけてゆっくりよく噛んで食べましょう。

 

  • 野菜は  1日350~400g以上摂取する
  •      1食で生野菜なら両手1杯の量
  •      加熱した野菜なら片手1杯の量

 

1日350gを3食に分けて食べるとして1食120gです。

この3倍の量が1日に必要な野菜の量になります。

野菜、きのこ、海藻類をしっかりとりいれることで、代謝がよくなり免疫もアップします。

ダイエットにも健康にも嬉しい効果がたくさんありますよ。

野菜類の摂取には色々な方法がありますので、自分に合った方法を選んでみてくださいね!


作品紹介「つるし飾り」

猛暑だった夏が嘘のように、朝夕は肌寒さを感じる季節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回の折り紙クラブの作品はアサギマダラのつるし飾りです。

綺麗にひらひらと飛んでいるようですね!

みなさん手先が器用です。これからも色々な作品をお願いします。

※後ろに立っている人は患者さんではなく、当病院の介護主任さんです。

 

ちなみにアサギマダラとは

あさぎ色(青緑色)と茶色の羽を持つ大型のチョウ。日本全土や台湾などに分布します。

そして、南西諸島などで冬を過ごし、春から夏にかけて日本列島を北上します。

のちに東日本で産卵し、そこで生まれた新世代が秋に南下するそうです。


栄養士のつぶやき

今回から、「管理栄養士のつぶやき」という新しいテーマが増えました。食事や健康などの情報を皆様に伝えることができたらと思います。また、給食職員は随時募集中なのでよろしくお願いいたします。詳しくは採用情報をご覧ください。

 

今回はたんぱく質についてです。
三大栄養素のひとつであり、生きていくうえで特に重要な栄養素です。体重の約1/5をしめ、血液や筋肉などの身体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命維持に欠かせない多くの成分になっています。

 

たんぱく質は毎日生まれ変わっています
身体を作っているたんぱく質の一部は、常に分解され、食べたたんぱく質と合わせてつくり直されます。たんぱく質の材料には身体の中で作ることができないもの(必須アミノ酸)もあるため、私たちは毎日食べ物からたんぱく質を補給しなくてはなりません。

 

たんぱく質をきちんと摂るコツ
身体に効率よく利用されるたんぱく質)をたくさん含んでいる主な食べ物には、以下のものがあります。
・肉類(牛・豚・鶏・ハムなど)
・魚介類(魚・小魚・貝・ねり製品など)
・卵類(鶏卵・うずら卵など)
・大豆製品(大豆・納豆・豆腐など)
・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)

 

 

ただし、偏った食材からのタンパク質の過剰摂取は、脂肪摂取量増加の可能性も考えられます。主食、主菜、副菜を基本に、 さまざまな食材をバランス良く摂取するように心がけ 、偏りのない食生活を心がけましょう。


作品紹介「くるくる花」

今回は折り紙のお花の紹介です。 涼しそうな見た目ががいいですよね。くるくる回るのがとっても楽しいお花ですね♪


研修会について(感染経路別予防策)

下記の通り研修会受講のご報告を致します。

 

日時:平成29年8月29日(火) 13:00~14:00

 

講師:山口労災病院 感染管理認定看護師 梅野 伊都美先生

 

研修内容:標準予防策・感染経路別予防策の復習、オムツ交換の手順

 

感想:感染防止対策で最も基本となるのは手指衛生であり、「自分の手が感染源になりえる」と意識することできました。また、正しい個人防護具(PPE)の手順により、再汚染や環境汚染も防止することが大切だと感じました。今後も「標準予防策(スタンダードプリコーション)の確実な実施」「感染症に関する知識の習得」を定期的に再確認することが重要だと考えます。

梅野先生、大変わかりやすいご説明ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。