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2018年6月

栄養士のつぶやき「大腸がんの予防について」

じめじめした日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

今回は「大腸がんの予防について」です。

 

日本で毎年5万人が命を落とす怖いがんです。

主な原因

・食生活の欧米化(高脂肪、低繊維食)

・運動不足

・野菜摂取不足

・肥満

・飲酒

 

主な症状

想起では症状がほとんどなく、進行すると下血、血便、便秘、下痢を繰り返すなどの症状が出ます。

※大腸がんには直腸がんと結腸がんがあるが特に結腸がんが急増しています。

 

大腸がんの予防

生活習慣、特に食生活を見直しましょう。発症リスクを低下させる穀物、豆類の繊維、チーズ、牛乳、魚類などの良質なたんぱく質を積極的に食べましょう。また、果物、野菜、海藻、こんにゃくは水に溶ける作用がある水溶性食物繊維物が豊富で保水性もあるため、大腸の粘膜を保護する働きがあります。

 


健康ぶらり旅「きららビーチ焼野」

今回の健康ぶらり旅はきららビーチ焼野です。

 

「日本の夕陽100選」に認定されていて瀬戸内海に沈む美しい夕陽を眺めることができます。春には凧揚げ大会で多くの人が訪れます。

 

 

皆さん海を眺めたり波の音を聞くとと癒されませんか?

 

それにはちゃんとした理由があるのです。

 

自然界の音が私たちの心を癒してくれるのは、「1/fのゆらぎ」があるからです。

 

1/fのゆらぎは人の耳には聞こえない超音波です。私たちの呼吸や心拍のリズムと似ていることから、心地良く感じます。

 

また、海には大量のマイナスイオンが放出されています。このマイナスイオンを大量に浴びることで、エンドルフィン(快楽ホルモン)が分泌されます。

 

このホルモンは、リラクゼーションが高く、脳内麻薬とも呼ばれています。

 

海に入らずとも健康に良い効果をもたらしてくれます。


研修会「抗菌薬と感染対策について」

今回は「抗菌薬と感染対策」についてです。

 細菌を形態学的な特徴に分類する染色方法であるグラム染色についてや抗菌薬の適正使用について学びました。現場では耐性菌対策を図ります。その際、患者さんには手指衛生や咳エチケットの啓発することが大事です。また、医療従事者も手指衛生を徹底することが感染対策として必要です。


栄養士のつぶやき「疲労回復する食べ物」

今回は疲れがとれない時に食べたい物についてお話します。

 

 

疲労回復する栄養素

★ビタミンB1

糖質からエネルギー生成するときに必要です。

 

★ビタミンB2

乳酸などの疲労原因物質を取り除くのに必要です。

 

★カルシウム

筋肉のスムーズな動きを助けます。

 

★鉄

体内に酸素を運び、疲れやすさを取り除きます。

 

疲れを緩和する食べ物

★果物

果物には、糖質・ビタミン・ミネラルの供給源として、疲労回復・脳の活性化・塩分や脂質などの排出の硬化が期待できます。特に疲労回復を図りたいときは柑橘系を選ぶと効果的です。

 

★お肉

豚肉はお肉の中でも、ビタミンB1含有量が豊富に含まれています。糖質代謝に重要な成分です。不足すると、糖質が不完全燃焼となり、疲労物質の乳酸が発生し、疲労の原因となる。

 

★夏野菜

野菜の中でも夏に旬を迎える「夏野菜」は抗酸化成分を多く含み、疲労回復に効果的です。

 

★甘酒

甘酒には、疲労回復に必要なアミノ酸・ビタミンが多く含まれ、体内への吸収も良い飲み物です。

「飲む点滴」とも呼ばれ、体力が落ちる夏場にはエネルギー補給として江戸時代から重宝されていたという言い伝えがあります。

 


レノファ山口FC 法人サポーター

当院は法人サポーターとしてレノファ山口を応援しています!!

 


研修会「排泄ケアについて」

今回の勉強会は排泄ケアについてです。

排泄ケアの技術・知識を向上することで患者さんのスキントラブルや外漏れを防ぎます。また、おむつの基本的なあて方を再学習することは実践のケアに必要だと感じました。


作品紹介「色鮮やかな蝶々」

今回の作品も色鮮やかな蝶々や綺麗な花ができあがりましたのでご覧ください。

額の中から蝶々が飛んでいきそうですね!!

名誉院長先生と手芸上手な患者さん達でした(^○^)

 

※写真掲載の許可はいただいております。


健康ぶらり旅「あじさい園」

今回の健康ぶらり旅は江汐公園の「あじさい園」です。

前回登場したてっちゃんが紹介してくれます。

 

「色とりどりのあじさいがきれいだワン!!」


栄養士のつぶやき「高尿酸血症について」

長雨が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は高尿酸血症についてお話します。

血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。

高くなるにつれて、痛風関節炎の発症リスクが高まります。

そして、高い人はメタボリックシンドロームの頻度が高くなります。

 

 

食事療法のポイント

1.肥満傾向の人は標準体重にしましょう

 

2.プリン体を多く含む食品の摂取は控えましょう

肉や魚の内臓に含まれるプリン体は、体内で尿酸に代謝され尿酸は尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品は控えましょう。

 

3.水分は十分にとりましょう

できるだけ水・お茶などでとり、炭酸飲料やジュースなどの糖質の多い飲み物は避けましょう。

 

4.アルコールは控えましょう

アルコール飲料は、アルコール自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させるので控えましょう。

 

5.1日の食事は3食規則正しくとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう

主食・主菜・副菜を組み合わせて摂るようにしましょう。ただし、果物は糖分が多いので摂りすぎには注意しましょう。

 


作品紹介「クルクルまわります」

折り紙で作ったコマがクルクルと回っています。

見ていると涼しげな気持ちになりますね。