研修会「抗菌薬と感染対策について」
今回は「抗菌薬と感染対策」についてです。
細菌を形態学的な特徴に分類する染色方法であるグラム染色についてや抗菌薬の適正使用について学びました。現場では耐性菌対策を図ります。その際、患者さんには手指衛生や咳エチケットの啓発することが大事です。また、医療従事者も手指衛生を徹底することが感染対策として必要です。
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今回は「抗菌薬と感染対策」についてです。
細菌を形態学的な特徴に分類する染色方法であるグラム染色についてや抗菌薬の適正使用について学びました。現場では耐性菌対策を図ります。その際、患者さんには手指衛生や咳エチケットの啓発することが大事です。また、医療従事者も手指衛生を徹底することが感染対策として必要です。
今回は疲れがとれない時に食べたい物についてお話します。
疲労回復する栄養素
★ビタミンB1
糖質からエネルギー生成するときに必要です。
★ビタミンB2
乳酸などの疲労原因物質を取り除くのに必要です。
★カルシウム
筋肉のスムーズな動きを助けます。
★鉄
体内に酸素を運び、疲れやすさを取り除きます。
疲れを緩和する食べ物
★果物
果物には、糖質・ビタミン・ミネラルの供給源として、疲労回復・脳の活性化・塩分や脂質などの排出の硬化が期待できます。特に疲労回復を図りたいときは柑橘系を選ぶと効果的です。
★お肉
豚肉はお肉の中でも、ビタミンB1含有量が豊富に含まれています。糖質代謝に重要な成分です。不足すると、糖質が不完全燃焼となり、疲労物質の乳酸が発生し、疲労の原因となる。
★夏野菜
野菜の中でも夏に旬を迎える「夏野菜」は抗酸化成分を多く含み、疲労回復に効果的です。
★甘酒
甘酒には、疲労回復に必要なアミノ酸・ビタミンが多く含まれ、体内への吸収も良い飲み物です。
「飲む点滴」とも呼ばれ、体力が落ちる夏場にはエネルギー補給として江戸時代から重宝されていたという言い伝えがあります。
今回の作品も色鮮やかな蝶々や綺麗な花ができあがりましたのでご覧ください。
額の中から蝶々が飛んでいきそうですね!!
名誉院長先生と手芸上手な患者さん達でした(^○^)
※写真掲載の許可はいただいております。
長雨が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は高尿酸血症についてお話します。
血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。
高くなるにつれて、痛風関節炎の発症リスクが高まります。
そして、高い人はメタボリックシンドロームの頻度が高くなります。
食事療法のポイント
1.肥満傾向の人は標準体重にしましょう
2.プリン体を多く含む食品の摂取は控えましょう
肉や魚の内臓に含まれるプリン体は、体内で尿酸に代謝され尿酸は尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品は控えましょう。
3.水分は十分にとりましょう
できるだけ水・お茶などでとり、炭酸飲料やジュースなどの糖質の多い飲み物は避けましょう。
4.アルコールは控えましょう
アルコール飲料は、アルコール自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させるので控えましょう。
5.1日の食事は3食規則正しくとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう
主食・主菜・副菜を組み合わせて摂るようにしましょう。ただし、果物は糖分が多いので摂りすぎには注意しましょう。
今回はコレステロールについてお話します。
コレステロールとは
コレステロールは脂肪の一種で、細胞膜やホルモンの材料になるなど、私たちの体に欠かせない構成成分の一つです。コレステロールは、食べ物から取り込まれるほかに、7割が糖質や脂質のもとに体内で合成されます。
コレステロールの特徴
コレステロールは水に溶けないため、血中ではHDLコレステロールと、LDLコレステロールといった形で存在しています。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
コレステロールを肝臓から必要な組織へと運びます。
HDLコレステロール(善玉コレステロール)
余分なコレステロールを回収して肝臓へ戻す。
不足すると組織がもろくなり、脳梗塞のリスクになったり、免疫力が低下したりします。
摂りすぎると血中壁にコレステロールが沈着し、血管が狭くなり破れやすくなったり、詰まりやすくなったりします。このことにより動脈硬化を引き起こします。
青魚に含まれるDHAやEAPは血液中のコレステロールを下げる働きがあるので積極的に摂りましょう。また、食物繊維を摂ることで、コレステロール低下に繋がります。
今回の研修内容は肺炎球菌予防接種についてです。
肺炎球菌は、市中肺炎の原因となります。身体の免疫機能低下が特徴です。子どもでも大人でも、鼻や喉の奥にいることがあり、免疫力低下により、肺炎球菌は重い病気を起こすことがあるので注意が必要です。
肺炎で亡くなる方は年間で12万人に達し、そのうちの96.8%が65歳以上となっています。肺炎球菌が身体に入り込まないようにするには、うがい・手洗いやマスクの着用といった日常的な感染予防があります。健康寿命をのばして、いつまでも元気にいるために肺炎球菌ワクチン接種による予防が大切です。