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栄養士のつぶやき「腸内細菌について」
吹く風もどことなく夏めいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。
今回は腸内細菌のバランスを崩す食生活について話したいと思います。
細胞の数よりも多い腸内細菌
腸内細菌は小腸から大腸にかけて存在し、それぞれの環境に適合した役100種類の細菌が、約100兆個住んでると言われています。
大切な腸内環境のバランス
健康な状態では、善玉菌が優勢です。
偏った食生活や喫煙、お酒の飲みすぎなどの生活習慣の乱れによって悪玉菌が優勢になると、便秘や下痢になったり、肌荒れやニギビの原因にもなります。さらに、悪玉菌はがんやアレルギー症状を増長するとも言われています。
腸内細菌のバランスを崩す食生活の注意
肉類はタンパク質や脂肪等の栄養素が豊富に含まれる食べ物ですが、過剰に食べると腸内で善玉菌が増加し、腸内細菌のバランスが崩れます。こうした腸内細菌の悪化を放っておくと、腐敗産物の増加などがおこり、大腸の病気になるリスクが高まります。
ポジショニング勉強会について
先日、褥瘡委員会の勉強会を2回に分けて実施しました。
内容はポジショニング、それに使用するクッションについてです。
ポジショニングとは自力で動くことのできない、もしくは動いてはいけない者に対して、現在もしくは将来的により良い日常生活行動を取るための姿勢を整えることです。
今回使用したポジショニング用具はモルテンのミントシリーズです。こちらは耐久性に優れており、快適で衛生的です。
仰臥位(仰向け)、30度側臥位(横向き)の時に最適な体圧分散式クッションを使用することで、安楽な姿勢を保つことができます。また、適時に体位交換を行うことで褥瘡予防にもなります。職員全体で統一したケアができるように定期的に勉強会をすることは重要だと考えます。
消防訓練を実施しました
平成30年5月17日(木)に消防訓練を実施しました。
訓練内容の風景をご紹介いたします。全体の流れを説明し、宇部・山陽小野田消防局の職員の方々がご指導してくださいました。
水消火器を使用し、初期消火を行っています。周囲に「火事だぁー」と大きな声で知らせることが大切です。
消火栓放水の訓練です。放水に強い力がかかりますので、しっかりと脇でしめることが大切です。
通報体験の風景です。パニックにならずに落ち着いて相手に伝えることが大切です。
煙体験の風景です。煙の中では体勢を低くし、左手なら左手で周囲を確認しながら進んでいきます。両手で詮索しながら進むと同じ場所でぐるぐると回ってしまう危険性があります。また、大勢の人が出口に押し寄せると出口が人の壁で固定され、一人も通れなくなってしまう危険性があります(アーチアクション)。
外からみても、部屋の中は何もみえませんね。
部屋の中です。真っ白で周囲に何があるかわかりません。
出口も煙が充満しています。火災の死亡要因は煙を吸って意識不明になったところで炎に襲われることです。
体験することで万が一の火災が起こっても無事に避難できる確率があがります。また、冷静に対応するためには定期的に訓練を実施することが大切だと思います。
園芸療法「茗荷を育てます」
お料理上手な患者さんのご家族から茗荷の株を分けていただきました。
茗荷(みょうが)は本州から沖縄まで自生する多年草で、ショウガの仲間です。
生姜などと共に花も茎も香味野菜として日本では古くから親しまれていますが、食用に栽培しているのは日本だけで、日本でしか食べれない野菜のひとつです。
上手に育ててみたいと思います。
※写真掲載の許可はいただいております。
作品紹介「フグです!」
外来患者様がフグの作品を持ってきてくださいました。
当院の職員も見習って作ってみました。
可愛らしいフグの顔がなんともいえないですね!
さて、いきなり問題です。
以下の漢字は何と読むのでしょう?
①海豚
②河豚
③川豚
答えは写真の下にあります。
答え
①イルカ
②フグ
③カピパラ
健康ぶらり旅「センザキッチン」
今回の健康ぶらり旅は「センザキッチン」です。
所在地は山口県長門市仙崎の海辺にあります。
水産物直売所、レストラン、おもちゃ美術館などがある道の駅です。
海がすぐそばなので、景色を見ながらぶらり旅はいかかでしょうか。
また、長門の昔ながらの商店街を歩くのもいいですね!
栄養士のつぶやき「隠れ脱水について」
今回は隠れ脱水についてお話します。
脱水は一年を通じて起こる可能性がありますが、多くなるのは夏と冬ですが、春の脱水のリスクを忘れてはなりません。春は気温の変動が激しく身体の準備もできていないため、体温調節に異常が起きやすいので注意が必要です。
※写真掲載の許可はいただいております。
脱水予防のポイント!
①体調の変化に気づく
隠れ脱水になると、何となく身体がだるい、疲れやすい、眠い、喉が渇きやすいなどの症状が現れます。
②規則正しい生活を送る
生活の乱れが隠れ脱水に繋がります。
1日3回、規則正しい食事をして6時間以上睡眠をとりましょう。
③こまめに水分補給をする
水分補給の目安はコップ1杯程度の水分を1日8回喉が渇く前に行うように心がけましょう。
隠れ脱水は誰にでも起こり、水分補給によって改善します。
しかし、高齢者の場合は元の戻る力が弱くなっています。
また、心不全や高血圧の持病を持っている人は、薬の服用をしているため注意が必要です。
便秘で下剤を飲んでいる人も水分が排出されるため、リスクが高まります。