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栄養士のつぶやき「腸内細菌について」

吹く風もどことなく夏めいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。

今回は腸内細菌のバランスを崩す食生活について話したいと思います。

 

細胞の数よりも多い腸内細菌

腸内細菌は小腸から大腸にかけて存在し、それぞれの環境に適合した役100種類の細菌が、約100兆個住んでると言われています。

大切な腸内環境のバランス

健康な状態では、善玉菌が優勢です。

偏った食生活や喫煙、お酒の飲みすぎなどの生活習慣の乱れによって悪玉菌が優勢になると、便秘や下痢になったり、肌荒れやニギビの原因にもなります。さらに、悪玉菌はがんやアレルギー症状を増長するとも言われています。

 

腸内細菌のバランスを崩す食生活の注意

肉類はタンパク質や脂肪等の栄養素が豊富に含まれる食べ物ですが、過剰に食べると腸内で善玉菌が増加し、腸内細菌のバランスが崩れます。こうした腸内細菌の悪化を放っておくと、腐敗産物の増加などがおこり、大腸の病気になるリスクが高まります。