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栄養士のつぶやき「ペットボトル症候群について」

今回は、ペットボトル症候群についてお話します。

清涼飲料水などの飲み物は、熱中症対策でも使用されていますが糖質が多く入っているので、飲み過ぎるとペットボトル症候群という恐ろしい病気を引き起こします。

ペットボトル症候群とは

ジュースや甘い炭酸飲料、スポーツドリンク、缶コーヒーなど、糖分の入った清涼飲料水を多く摂取することで発症する病気のことです。喉が渇いた際にお茶や水ではなく、スポーツドリンクを飲むと急激に血糖値があがり、それにより喉が渇いて、また飲んでしまい高血糖を引き起こすという悪循環が起こります。

清涼飲料水(500ml)には約33g、角砂糖10個分が含まれています。しかも吸収が早くなるように成分が調整されているので急激に血糖値が上がります。血糖値をコントロールしているホルモン(インスリン)の働きが低下し、糖の代謝がうまくいかず糖尿病を引き起こす原因になります。喉が渇いたからといって飲み過ぎには注意です。

 

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