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健康ぶらり旅「あじさい園」

今回の健康ぶらり旅は江汐公園の「あじさい園」です。

前回登場したてっちゃんが紹介してくれます。

 

「色とりどりのあじさいがきれいだワン!!」


栄養士のつぶやき「高尿酸血症について」

長雨が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は高尿酸血症についてお話します。

血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症と診断されます。

高くなるにつれて、痛風関節炎の発症リスクが高まります。

そして、高い人はメタボリックシンドロームの頻度が高くなります。

 

 

食事療法のポイント

1.肥満傾向の人は標準体重にしましょう

 

2.プリン体を多く含む食品の摂取は控えましょう

肉や魚の内臓に含まれるプリン体は、体内で尿酸に代謝され尿酸は尿中に排泄されます。体内の尿酸が増えると、血液中に蓄積されることから、プリン体を多く含む食品は控えましょう。

 

3.水分は十分にとりましょう

できるだけ水・お茶などでとり、炭酸飲料やジュースなどの糖質の多い飲み物は避けましょう。

 

4.アルコールは控えましょう

アルコール飲料は、アルコール自体の代謝に関連して血清尿酸値を上昇させるので控えましょう。

 

5.1日の食事は3食規則正しくとり、栄養バランスが偏らないようにしましょう

主食・主菜・副菜を組み合わせて摂るようにしましょう。ただし、果物は糖分が多いので摂りすぎには注意しましょう。

 


作品紹介「クルクルまわります」

折り紙で作ったコマがクルクルと回っています。

見ていると涼しげな気持ちになりますね。


栄養士のつぶやき「コレステロールについて」

今回はコレステロールについてお話します。

コレステロールとは

コレステロールは脂肪の一種で、細胞膜やホルモンの材料になるなど、私たちの体に欠かせない構成成分の一つです。コレステロールは、食べ物から取り込まれるほかに、7割が糖質や脂質のもとに体内で合成されます。

 

コレステロールの特徴

コレステロールは水に溶けないため、血中ではHDLコレステロールと、LDLコレステロールといった形で存在しています。

 

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)

コレステロールを肝臓から必要な組織へと運びます。

 

HDLコレステロール(善玉コレステロール)

余分なコレステロールを回収して肝臓へ戻す。

 

不足すると組織がもろくなり、脳梗塞のリスクになったり、免疫力が低下したりします。

摂りすぎると血中壁にコレステロールが沈着し、血管が狭くなり破れやすくなったり、詰まりやすくなったりします。このことにより動脈硬化を引き起こします。

 

青魚に含まれるDHAやEAPは血液中のコレステロールを下げる働きがあるので積極的に摂りましょう。また、食物繊維を摂ることで、コレステロール低下に繋がります。

 


研修会「肺炎球菌予防接種について」

今回の研修内容は肺炎球菌予防接種についてです。

肺炎球菌は、市中肺炎の原因となります。身体の免疫機能低下が特徴です。子どもでも大人でも、鼻や喉の奥にいることがあり、免疫力低下により、肺炎球菌は重い病気を起こすことがあるので注意が必要です。

肺炎で亡くなる方は年間で12万人に達し、そのうちの96.8%が65歳以上となっています。肺炎球菌が身体に入り込まないようにするには、うがい・手洗いやマスクの着用といった日常的な感染予防があります。健康寿命をのばして、いつまでも元気にいるために肺炎球菌ワクチン接種による予防が大切です。

 


作品紹介「蝶々がひらひら」

前回はバラを紹介しましたが、その香りにつられて当院に蝶々が飛んできました。

ピンク色でとっても可愛いですね(^_^)


健康ぶらり旅「宇部空港のバラ園」

みなさんもご存知の通り、宇部空港のバラ園は綺麗ですよね。

今年も行ってきました。見事に色とりどりのバラが咲いていましたよ。

 

当院にも可愛いばらが咲きましたよ。

 


栄養士のつぶやき「腸内細菌について」

吹く風もどことなく夏めいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。

今回は腸内細菌のバランスを崩す食生活について話したいと思います。

 

細胞の数よりも多い腸内細菌

腸内細菌は小腸から大腸にかけて存在し、それぞれの環境に適合した役100種類の細菌が、約100兆個住んでると言われています。

大切な腸内環境のバランス

健康な状態では、善玉菌が優勢です。

偏った食生活や喫煙、お酒の飲みすぎなどの生活習慣の乱れによって悪玉菌が優勢になると、便秘や下痢になったり、肌荒れやニギビの原因にもなります。さらに、悪玉菌はがんやアレルギー症状を増長するとも言われています。

 

腸内細菌のバランスを崩す食生活の注意

肉類はタンパク質や脂肪等の栄養素が豊富に含まれる食べ物ですが、過剰に食べると腸内で善玉菌が増加し、腸内細菌のバランスが崩れます。こうした腸内細菌の悪化を放っておくと、腐敗産物の増加などがおこり、大腸の病気になるリスクが高まります。


ポジショニング勉強会について

先日、褥瘡委員会の勉強会を2回に分けて実施しました。

内容はポジショニング、それに使用するクッションについてです。

ポジショニングとは自力で動くことのできない、もしくは動いてはいけない者に対して、現在もしくは将来的により良い日常生活行動を取るための姿勢を整えることです。

 

今回使用したポジショニング用具はモルテンのミントシリーズです。こちらは耐久性に優れており、快適で衛生的です。

 

仰臥位(仰向け)、30度側臥位(横向き)の時に最適な体圧分散式クッションを使用することで、安楽な姿勢を保つことができます。また、適時に体位交換を行うことで褥瘡予防にもなります。職員全体で統一したケアができるように定期的に勉強会をすることは重要だと考えます。

 


消防訓練を実施しました

平成30年5月17日(木)に消防訓練を実施しました。

訓練内容の風景をご紹介いたします。全体の流れを説明し、宇部・山陽小野田消防局の職員の方々がご指導してくださいました。

 

水消火器を使用し、初期消火を行っています。周囲に「火事だぁー」と大きな声で知らせることが大切です。

 

消火栓放水の訓練です。放水に強い力がかかりますので、しっかりと脇でしめることが大切です。

 

通報体験の風景です。パニックにならずに落ち着いて相手に伝えることが大切です。

 

煙体験の風景です。煙の中では体勢を低くし、左手なら左手で周囲を確認しながら進んでいきます。両手で詮索しながら進むと同じ場所でぐるぐると回ってしまう危険性があります。また、大勢の人が出口に押し寄せると出口が人の壁で固定され、一人も通れなくなってしまう危険性があります(アーチアクション)。

外からみても、部屋の中は何もみえませんね。

 

部屋の中です。真っ白で周囲に何があるかわかりません。

 

出口も煙が充満しています。火災の死亡要因は煙を吸って意識不明になったところで炎に襲われることです。

 

体験することで万が一の火災が起こっても無事に避難できる確率があがります。また、冷静に対応するためには定期的に訓練を実施することが大切だと思います。