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2017年9月

作品紹介「たまごのデコパージュ」

虫の声が響き渡り、しみじみ秋の風情が感じられるようになりました。

また、当院では遅咲きのひまわりが元気よく咲いております。

※よくみると花壇の枠外に咲いています。

 

さて、今回の作品「たまごのデコパージュ」は少し前に完成したのですが、患者さんのいい笑顔が撮れたので紹介したいと思います。

作っているときは夢中で、完成すると満足感が得られますね。

並べて飾るとアンティーク調で良い雰囲気になりますね。


長沢だより vol.5 栄養士のつぶやき

秋風が心地よい時節となりました。皆様はお元気でいらっしゃいますか。
こちらの方々はとても元気です↓
さて、今回のテーマは「野菜から食べる」です。

数年前から「野菜から食べる」という食べ方がテレビ番組などでも頻繁に取り上げられ、ダイエットや糖尿病の食事療法として取り上げられています。

 

★なぜ野菜から食べるといいの?

食事をすると血糖値が上がります。血糖値が上昇すると膵臓から「インスリン」というホルモンが出ます。インスリンは肝臓や全身の細胞にブドウ糖を届け、ブドウ糖はエネルギーとして使われます。しかし、エネルギーとして消費しきれなかったブドウ糖は脂肪に変わり、脂肪細胞として体内に蓄積されます。

野菜から食べることで「食物繊維」の影響により血糖値の上昇を緩やかにすることで膵臓から出る「インスリン」が肝臓や細胞にブドウ糖を届ける量が少なくなり、エネルギー源として消費されやすくなるため、脂肪が増えにくくなります。

 

最初:野菜料理~野菜・海藻・きのこ・こんにゃく~

野菜に含まれる食物繊維は炭水化物から分解されたブドウ糖の吸収をゆるやかにして、血糖値の急激な上昇を抑える作用があります。野菜料理は5分以上かけてゆっくりよく噛んで食べましょう。

 

  • 野菜は  1日350~400g以上摂取する
  •      1食で生野菜なら両手1杯の量
  •      加熱した野菜なら片手1杯の量

 

1日350gを3食に分けて食べるとして1食120gです。

この3倍の量が1日に必要な野菜の量になります。

野菜、きのこ、海藻類をしっかりとりいれることで、代謝がよくなり免疫もアップします。

ダイエットにも健康にも嬉しい効果がたくさんありますよ。

野菜類の摂取には色々な方法がありますので、自分に合った方法を選んでみてくださいね!


作品紹介「つるし飾り」

猛暑だった夏が嘘のように、朝夕は肌寒さを感じる季節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

今回の折り紙クラブの作品はアサギマダラのつるし飾りです。

綺麗にひらひらと飛んでいるようですね!

みなさん手先が器用です。これからも色々な作品をお願いします。

※後ろに立っている人は患者さんではなく、当病院の介護主任さんです。

 

ちなみにアサギマダラとは

あさぎ色(青緑色)と茶色の羽を持つ大型のチョウ。日本全土や台湾などに分布します。

そして、南西諸島などで冬を過ごし、春から夏にかけて日本列島を北上します。

のちに東日本で産卵し、そこで生まれた新世代が秋に南下するそうです。


栄養士のつぶやき

今回から、「管理栄養士のつぶやき」という新しいテーマが増えました。食事や健康などの情報を皆様に伝えることができたらと思います。また、給食職員は随時募集中なのでよろしくお願いいたします。詳しくは採用情報をご覧ください。

 

今回はたんぱく質についてです。
三大栄養素のひとつであり、生きていくうえで特に重要な栄養素です。体重の約1/5をしめ、血液や筋肉などの身体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命維持に欠かせない多くの成分になっています。

 

たんぱく質は毎日生まれ変わっています
身体を作っているたんぱく質の一部は、常に分解され、食べたたんぱく質と合わせてつくり直されます。たんぱく質の材料には身体の中で作ることができないもの(必須アミノ酸)もあるため、私たちは毎日食べ物からたんぱく質を補給しなくてはなりません。

 

たんぱく質をきちんと摂るコツ
身体に効率よく利用されるたんぱく質)をたくさん含んでいる主な食べ物には、以下のものがあります。
・肉類(牛・豚・鶏・ハムなど)
・魚介類(魚・小魚・貝・ねり製品など)
・卵類(鶏卵・うずら卵など)
・大豆製品(大豆・納豆・豆腐など)
・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズなど)

 

 

ただし、偏った食材からのタンパク質の過剰摂取は、脂肪摂取量増加の可能性も考えられます。主食、主菜、副菜を基本に、 さまざまな食材をバランス良く摂取するように心がけ 、偏りのない食生活を心がけましょう。