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【注意 】インフルエンザについて

季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。流行は12月~3月です。

 

 

インフルエンザの予防・治療について

  • 流行前のワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症したと場合の重症化防止に有効と報告されています。

 

 

  • 飛沫感染対策としての咳エチケット

 インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみ等による飛沫感染です。したがって飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。飛沫感染対策ではマスクは重要です。特に感染者がマスクをする方が、感染の拡散を抑えることができます。

 

  • 外出後の手洗い等

 流水・石鹸による手洗いは手指など体についているインフルエンザウイルスを物理的に除去します。インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。

 

  • 適度な湿度の保持

 空気が乾燥すると、軌道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザウイルスにかかりやすくなります。加湿度などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

 

 

  • 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

 体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。

 

  • 人混みや繁華街への外出を控える

 インフルエンザが流行してきたら、特に高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味の方は繁華街への外出を控えましょう。やむ得ず外出しなければならない場合、不織布制マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短くしましょう。

 

昨年と同様にノロウイルス(感染性胃腸炎)への注意も重要で、インフルエンザと感染性胃腸炎を一緒に感染したり、今季にインフルエンザに複数回感染する可能性もあるので注意が必要です。

少しでも異変を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。